軽自動車の車検費用情報。必ずかかる法定費用と、ディーラー・民間車検工場に依頼するときの相場料金など。
軽自動車の車検を通過させるのにかかる代金は次のようになります。
1.法定費用(公的費用)
車検を通過させるのに、必ずかかる費用になります。
内訳は「自賠責保険料」「自動車重量税」「印紙代」で、次のように定められています。
(2020年度。沖縄・離島を除く)
- | 自賠責保険料 | 自動車重量税 | 印紙代 | 合計 |
一般 | 19,730円 | 6,600円 | 1,400円 | 27,430円 |
エコカー | 19,730円 | 5,000円 | 1,400円 | 25,830円 |
13年経過車 | 19,730円 | 8,200円 | 1,400円 | 29,030円 |
18年経過車 | 19,730円 | 8,800円 | 1,400円 | 29,630円 |
指定工場に車検を依頼する場合には印紙代が1,100円となり、上記より300円安くなります。
自分で陸運局に車両を持ち込んで車検を通過させる「ユーザー車検」で、特にトラブル等がなければ上記の料金で済みます。
2.車検基本料金
民間の自動車整備工場に依頼をして車検を通過させるときには、その業者に支払う費用が発生します。
料金は一律ではなく、工場によってまちまちです。
この代金の呼称も決まっているわけではありませんが「車検基本料」などと呼ばれることが多いです。
軽自動車だと、
・安い業者 ⇒ 1万円~2万円
・ディーラー ⇒ 5万円
といった価格が相場になります。
3.整備費用
点検で不備・不具合箇所が見つかったときなど、整備や部品交換が必要となれば、その分の代金がかかります。
ちゃんとメンテナンスしながら大事に乗っているなどで、特に問題がない場合、ここは0円で済みます。
上記をまとめると、民間の車検工場に依頼した場合、軽自動車の車検代はだいたい
4万円~
となります。
相場としては、次のような感じになります。
●リーズナブルな車検工場 ⇒ 4万円~5万円 + 整備費用・部品代(問題がなければ0円)
●ディーラーなど、手厚いところ ⇒ 8万円 + 整備費用・部品代(問題がなければ0円)
軽自動車の車検検査を安い価格でやってくれる民間工場を探すには、次のようなサイトを使うと便利です。
自宅の郵便番号などを入力すると、近隣にある民間車検工場を表示してくれるので、「価格の安い順」や「距離の近い順」などで並び替えて探すといいですよ。